日本語教員試験学習記録 vol.003 サンプル問題編

日本語教員試験2024

試験まで69日

試験まで70日を切りました。冷や汗が流れます。ひとまず、昔使った日本語教育能力検定試験のテキストや問題集をパラパラと眺めました。テキストの書き込み、ハイライトでの汚し込みを見ると、自分があまり手をつけないまま検定試験に臨んでしまっていたところが見て取れます。実は基礎試験において出題割合が高い「言語と教育」のところが、あまり網羅されていませんでした。また、「言語と心理」も付け焼き刃、詰め込みだったので、ほとんど忘れてしまっています。これはではやばいということで、インプット3割、アウトプット7割くらいを心構えに、本格的に勉強スタートです。

サンプル問題

令和6年度日本語教員試験の出題内容及びサンプル問題

これが、いわゆる「先行試験」というものから抜き出したサンプル問題のようです。やってみると、応用試験の方が正解率高め。基礎試験は知識を問われるので、忘れていたところの穴にはまって2つミスしました。頑張れそうな気持ちになる一方、やるべきことは相当多いと武者震いです。

出題範囲

  • 社会・文化・地域
  • 言語と社会
  • 言語と心理
  • 言語と教育
  • 言語

以上が、出題範囲です。国がやる試験ですから、発表されている範囲外から出題されることはまずないでしょう。また、初めての試験ということで、意地悪な問題も出ない、はず。「基礎をしっかり固めて、ギリギリでもいいので合格レベルに間に合わせる」という王道で臨みます。

自分の苦手範囲

冒頭で書いたように、自分の勉強が浅い分野は、「言語と心理」、「言語と教育」です。もちろんだからといって「言語」が得意だ!というわけではありません。しかし、「言語と教育」は基礎試験での出題割合が高いこと、応用試験では横断的な設問となることから、苦手な分野に足を引っ張られないようにしなければなりませんね。

問題の根拠となる資料

問題は、「(資料名)」によると・・・、という形で、根拠を示して出題されることが多いです。例えばサンプル問題には

日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和3年度)」の結果

という資料から出題がありました。

「日本語指導が必要な外国籍の児童生徒を言語別に見ると、ポルトガル語話者が最も多い」

という知識が問題を解く鍵になりました。

つい、人数から中国と推測してしまいました。間違いですね。資料に一度目を通しておくと、知識として固まりそうです。

重要キーワード問題

次に間違えたのは、「メタ認知ストラテジー」の問題

言語学習者が、学習計画を立てて、随時進捗を確認する。」という選択肢が正解です。

「メタ」というと、自分を対象化して、客観的にみつめている感じがしますね。私が好きなゲーム、ドラゴンクエスト(初期の世代)で、自分を空の上から見て、あれこれ操作している感じを、勝手に「メタの視点」と思って理解します。

理解していますといいながら間違えてしまったのは、選択肢「テキストの文脈から意味を推測する」にひっかかったから。これは別のストラテジーということなのでしょう。

今日のまとめ

「知識が曖昧なところで、ひっかかる」というごく当たり前なことが結論です。問題を解いて、補強する。この繰り返ししかないでしょう。引き続き、頑張ります。

コメント