こんにちは。日本語教師のK.Matsuoです。これから2024年の日本語教員試験に向けた勉強の記録を、11月までこのブログで綴っていこうと思います。
私は2020年に日本語教育能力検定試験に合格しましたが、それ以来、4年間も試験から遠ざかっていました。合格直後に「しっかり復習しておくと、実務で役立つよ!」とYouTubeで活動されている先輩の日本語教師にアドバイスをいただいたものの、そのまま放置してしまいました。
その後、ありがたいことに日本語教師としてのキャリアが始まりましたが、現場では「試験で勉強した内容」よりも、「やんちゃな留学生」との日々の対応に追われる毎日でした。正直、最初の1年間は日本語の指導というよりも、学生との格闘でしたね。
2年目になり、ようやく「JLPT対策ってこうやるんだな」という感覚が少しずつ掴めてきました。同僚の先生方の教え方を参考にしながら、教科書の使い方も少しずつ身につけていった感じです。まだまだ試行錯誤中ですが、徐々に自分のスタイルも出せるようになってきました。
そして現在、3年目に突入し、自分に足りない日本語教育の知識を痛感しています。勤務先の学校で教科書の変更があり、「みんなの日本語」はまだ2周程度。「中級へ行こう」は4周ほど教えましたが、まだまだ経験不足です。
そんな中、日本語教師の資格制度も変わり、「登録日本語教師」という新しい制度が導入されることになりました。私は検定試験に合格しているので、今回の「日本語教員試験」では基礎試験と応用試験が免除される対象ですが、免除を受ける場合には、有料の講習を受講しなければならないようです。しかも、その講習費用がかなり高額だとか…。
そこで私は、試験だけで完結するルートを選び、あえて「日本語教員試験」に正面から挑戦することにしました。試験内容は、日本語教育能力検定試験と大きくは変わらないと言われています。それなら、過去に勉強したことを復習し、足りない知識を補強すれば、きっと合格できるはず!ということで、基礎試験と応用試験に挑戦する決意を固めました。
このブログでは、私の勉強法や進捗、学んだ内容などを記録していきます。同じように試験に挑戦している皆さんと情報を共有し、励まし合いながら一緒に頑張りたいと思います。今後もぜひ、このブログにお付き合いくださいね。
コメント